あざ・ほくろとは?

あざ・ほくろは、メラノサイト増殖による色素斑(母斑細胞母斑、脂漏性角化症など)や、血管増殖による血管腫(単純性・海綿状血管腫など)の総称です。 色調・形状により治療法を選択します。
あざ・ほくろはどんな時に疑う?
- 茶色のほくろが隆起し、径が拡大する
- 青紫色の平坦または隆起性斑がある(青アザ)
- 赤い平坦または隆起性斑がある(赤アザ)
あざ・ほくろの治療は?
<Qスイッチレーザー>:ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)や母斑細胞母斑、脂漏性角化症の色素を破壊します。
<炭酸ガスレーザー>:皮膚表面の隆起性病変(脂漏性角化症、ほくろ)を蒸散・切除します。
<パルス色素レーザー>:赤アザ(単純性血管腫)に第一選択で照射します。
※担当医が病変の種類・深度を評価し、最適な施術を決定します。
よくあるご質問
Q1. 傷跡は残りますか?
A1. レーザー治療は最小限のダウンタイムで自然な仕上がりを目指します。(病変により個人差があります。)
Q2. 保険適用されますか?
A2. 良性母斑細胞母斑や血管腫の一部は保険適用となる場合がありますので、ご相談ください。
Q3. 再発することはありますか?
A3. 色素沈着や再発リスクはありますが、複数回の照射や適切な術後ケアで抑制します
参考文献
- 日本皮膚科学会 『美容医療診療指針(令和3年度改訂版)』