しみとは?

しみは、紫外線やホルモンバランスの乱れ、炎症後色素沈着などでメラニンが局所的に蓄積した色素斑です。 老人性色素斑(日光性色素斑)、肝斑、炎症後色素沈着、後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)など多彩なタイプがあります。
しみはどんな時に疑う?
- 頬骨部や額に淡褐色~褐色の斑点が散在する
- 肝斑では左右対称に淡く広がる
- 日光曝露後に悪化しやすい
しみの治療は?
<Qスイッチレーザー>:Nd:YAG波長でメラニンを選択的に破壊し、ADMや老人性色素斑に有効です。
<IPL・光治療>:広範囲の浅い色素斑に対し、複数の波長でメラニン吸収を促します。
<トラネキサム酸内服・外用>:肝斑に対し、メラノサイト活性抑制を図ります。
※治療法は担当医の診断の上で最適なものを選択します。
よくあるご質問
Q1. 何回施術が必要ですか?
A1. Qスイッチは1~3回が一般的です。
Q2. 施術後の注意は?
A2. 紫外線対策を徹底し、日焼け止めをこまめに塗布してください。
参考文献
- 日本皮膚科学会『美容医療診療指針(令和3年度改訂版)』